常磐病院裁判に期待! [市立病院改革]
いよいよ｢常磐病院譲渡｣に関する裁判も明日から始まるとの事であるが、数年に渡り、いわき市の病院事情をウォッチングし「千葉県銚子市立病院の二の舞になる」として活動してきただけに、この裁判が多くの市民に実態を知ってもらえることや行政や議会、市長が行ってきたことが、如何に市民の背信行為であったのかを実感して頂けるものと、大変嬉しく思うと同時に、これからの「地域医療再生」の礎になるものと大きな希望と期待を抱いています。 本日(1/10日)の福島民友新聞｢いわき市新春提言｣には共立病院への熱きエールとして、現在の共立病院医師は「市民の命を守る為、不眠不休状態で頑張っている」ことに対する敬意と同時に、この状態が続くことへの医療崩壊の危惧を「かもめクリニック理事長」が市民向けに訴えていることを私達市民は見逃してはならない。 昨年暮れに｢いわき市病院事業管理者である鈴木孝雄氏宛て｣に12月議会での答弁内容等について質問状(12/17日)をFAXで送付した。 その内容と回答は下記の通りであるが皆さんはどの様な感想を持たれるでしょうか。 いわき市長は、本日の「年頭テレビ会見」で、「完結型地域医療」を目指すとしながらも、内容的には何の希望も、期待も出来る内容ではなかった。 前市長も2年間に渡り、全国6ケ所で医師確保の為「ガイダンス」を800万円程の血税を使い行ってきたが、私立病院への医師招へいは1名に過ぎなかった。 それが、常磐病院譲渡に伴って一気30名弱の市立病院勤務医が退職してしまったこと自体が大きな問題だったにも係わらず、その反省は見られない。 共立病院の産婦人科医師(ほんだ医師)は以前から大学医局との連携について強烈に訴えておられたことがようやく受け入れられ「福島医大への医療講座開設」へと繋がったようであるが、その予算規模は1民間企業の一割にも及ばないもので、何故、市民の医療を悪化させた常磐病院に10億円以上の資産、血税を与えるなら・・・。大学医局への寄付をしなかったのかと悔やむ。 本日のテレビ放映でも｢市長自ら医師招へいへのガイダンスに臨む｣と言いきっているが、実に情けない。「現状は不眠不休で頑張っている共立病院の医師や看護師、技術者」の方々に対し、如何に残って頂くかが最重要な課題なのに・・・・。 それに市長が誇らしげに｢新病院建設に伴う懇談会」設置をアピールしていたが、今回の私の質問が、事務局から直ぐに回答が出ない状況からすると、その懇談会は統計や検討資料が乏しい中での形式的な検討会に過ぎないことを物語っているもので、私達は「この危機的状態は一日も放置してはならない」として市民運動に踏み切ったことを、市民の皆様をはじめ、いわき市の医療関係者の方々に伝えておきたい。 そして共立病院の医師や看護師の方々には「必ず、皆さんに恩返しが出来る日もそう遠くない」ことを励みに頑張って頂きたいと言うことも申し添えたい。 そして市民運動は必ず市民の共感を頂き、必ず共立病院は「市民の誇れる病院に再生をできる｣と確信し、活動を展開して参りますので、皆様方のご理解と絶大なるご支援をよろしくお願いします。
質問状の内容と回答(回答日 1/6日付け)
①議会で診療制限している診療科は議会答弁は6科、ホームページでは10科となっているがどちらが正しいか。
A. 常勤医師のいる診療科の質問だった為6科としたが常勤医師不在を含めると10科となる。
②共立から郡山市への救急搬送の患者は4～10月0と答弁しているが共立病院から郡山市病院への紹介患者数は何人か。
A. 患者の転院のみならず、病状を含めた件数は198名となっている。
③共立病院のホームページは診療科名が医師紹介欄と合致しない他粗末な感じは否めない。又ホームページの更改が常磐病院譲渡後3ケ月以上行わない等遅いは問題だ。
基準、マニュアルを示せ。
A. ホームページの掲載内容の内、定期的に更新する内容については、毎年各部署に修正の有無について確認、更新しています。 また随時修正が必要な内容については、ホームページの修正を行う部署が行っていますと回答しているが、私の個人的所見としては
30名弱の医師退職を市民に出来るだけ知られたくないという考え方や、思惑があったと見られても仕方がなく、回答にもなっていない。 又、意図的な情報統制・操作の懸念も強く感じられる。(市立病院の新情報が3ケ月もの間、隠ぺいされたことは大問題である)
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とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
by 職務経歴書の書き方の見本 (2011-01-14 21:09)