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許せない! いわき市の露骨な市民運動弾圧!? [いわきの医療]

 震災後、いわき市長の影の薄さに市民の多くは憤りと不満を抱いていることは、残念ながら事実である。 
特に救命・救急医療への無策は、市民の生命を軽視し、日常生活の不安を増大し続けてきた。 東日本大震災と福島第一原子力の事故に伴い、いわき市民は7千人が市外に退避しているようであるが、逆に浜通り8町村からの避難者は2万人から2.5万人と推定されている。 つい先日の新聞報道では、大熊町を初め、いくつかの町が「仮の町づくり」にいわき市を熱望していることが分かった。 当然、いわき市民としては、それらの要望を積極的に受け入れることを期待しているが、今一番の悩みと不安は冒頭の医療問題である。 平成22年4月には、いわき市立病院改革プランとして、市立常磐病院を民間医療機関「ときわ会」に譲渡し、10億円を超える資産・血税を贈与してしまったことが、千葉県の銚子市立病院の二の舞となりかねない異常事態を進行させてきたことが明らかになり表面化してきた。 これらの問題があってか否かは定かではないが、唯一の市立病院となった共立病院は瀕死の状態で、勤務医・看護師は懸命に頑張っている状況にも拘わらず、市民には、何ら問題が無いかの如く行政は口を閉ざし続けてきた。  また、平成22年度の病院事業収支は、ほぼ改革プラン通りに改善したと、先の議会答弁がなされた様に認識しているが、私の推測では、医療報酬の引き上げが、その様な結果に結び付いたに過ぎず、必ずしも改善したとは言えないのではないかと懸念している。 従って多くの市民は病院に実際足を運ばない限り、瀕死の状態であり、救いを求めていることは判らないのが実状であろう。 私が想像するには、常磐病院の無償譲渡と8.8億円の血税援助が、余りにも批判が多かったことから、行政はもとより、それを推進した市議会議員は、決して病院の状態が悪くなっていることを口にしたくはなく、対外的にも沈黙を通したいと言った心情が働いているのではないかと推測するが、市民にとっては、たまったものではない。 命の最終砦だった共立病院が、今はその役目も果たせない状況下にあること。 更には多くの自冶体がいわき市に「仮の町建設を希望しているとすれば、何よりも病院問題の解決を急がなければならない筈であり、仮に財政が火の車であるにせよ、それなりの対応策はある筈で、アメリカを初め、東京都に於いても過日の報道で「福島県には引き続き支援を行なっていく」と表明されていることを考えれば、救いを求めるメッセージを発信させるくらいの働きはしてほしいし、声を大にして嘆願すべきである。  これが出来ない状況は先に記述したとおりと推測しているが、このまま、ただ行政や市議会議員の方々に任せることは、更に市立病院の機能をマさせ増長させる要因になるとの危機感から、最終的手段としては、いわき市民一人一人の署名による意思表示以外にこの危機的状態は解決出来ないとの判断から、有志による10万人署名運動を展開することとなった。 市民の多くは「一日も早く病院を立て直してほしい」という悲痛な叫びであることも実感できた。 また、中央台周辺地区での大半の自冶会長さんは「名も無い単なる市民運動」に対し、その重要性を理解して頂き、これまでには余り例の無いと思われる回覧での署名運動を支援して頂き、多くの市民の方々から署名を頂くことが出来たが、その後、いわき市長への「共立病院建設を促進する為の要望書を提出した際、自冶会長さん方の支援(回覧による署名)を説明したことに端を発し、その翌日には、行政経営部長名により、行政嘱託員が行う同一のルートでの回覧(署名)は厳に慎むようにとの通達文書が発送された。 またその中身には、何故か、「行政嘱託員が公選法違反となる凡例」等も記載されており、どう考えても、私達の市民運動を成功させないことを意図とした妨害的文書とも判断できる他、9月の市議会議員選挙に代表が立候補した場合を想定して行政嘱託員に対し、心理的圧力をかけたともとられる内容であり、むしろ行政嘱託員が公選法違反に問われることよりも、行政として「地位を利用しての選挙妨害」に問われる内容とも判断できる。 善良な市民運動を弾圧する行政の不当な介入であり、決して目を閉じることは出来ないことから、早急な謝罪と行政嘱託員への訂正文書を早急に行うよう申し入れを行ってきた。 その後行政としてどの様な対応をするのかは、行政経営部長の判断に委ねることになるが、決して間違った判断だけはしない様にして頂きたい。 今回の回覧に対し、ご支援を頂いた自冶会長さんにはその後、迷惑を掛けてしまったことを謝罪して回ったが、「私は自冶会長として、この運動の趣旨に共感し、今、最も不安な病院問題を何とかしたい」という思いから支援したことだ」との返答が、夫々の会長から言って頂いたことに感激すると共に、この署名運動は、多くの市民の方々が求めている事なんだと実感する機会ともなったが、反面、行政側が何故これ程、過剰反応するのかが気になるところでもある。 私達の市民運動は、趣意書を見れば判るように、行政に対し何ら逆行した考えでは無く、むしろバックアップする為の運動であることを理解すべきで、もし今回の病院建設地に対し、何らかの思惑があるとすれば、それは厳に慎むべきで、多くの市民が望む場所を公平・公明の条件で決定すべきと指摘しておきたい。
最後にいわき市民の方々にお願いしたいことは、市民一人一人の意思表示(署名)は、大阪市が変わろうとしている様に、必ずや私達市民の願いを成就できる唯一の手段であることも理解して頂きたい。
私達は微力ながら、これまで署名頂いた方々の思いを肝に銘じ、最大限の努力を続けて参りますので、是非共ご理解とご支援をお願い致します。 今後も支援の輪を広げ、市民の一人一人の署名で、一日も早く、安心して暮らせるいわき市を取り戻す為に頑張りましょう。


2012-03-18 12:19  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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