SSブログ

「常軌を逸した「いわき市長の言動」 [いわきの医療]

遂に、市民の意向を無視した予想f範囲の発表が行われる。渡辺市長は28日「新病院建設予定地」として現在の場所を指定すると某新聞社が報じた。 新病院建設に伴う検討委員会の素案発表から市民意見の公募等は全く意味がないことは、最初から判っていたが、これほど共立病院の存続までも危ぶまれる状況に至っても、市民の生命を守る、医療に対する不安を無くすといった施策を最優先しない市長は、もはや存在価値は全くない。今回の決定には、財政難とか、市民の医療確保の観点からとか。市民向けにはメッセージを出すようであるが、もう市民はだませないだろう。 市立常磐病院譲渡は誰が考えてもおかしいし(医療体制の悪化は誰の目にも明らかなのに、病院施設はタダ、借地料もタダ、その上市民の血税8.8億円までも持参金としてあげた)何故あのような結果になったのか。を振り返れば、市長の発表は予想の範囲であることが理解できる。今回の10万人署名運動は、中央台地区周辺の区長さんを初め、各地区の区長さんからは、思わぬ支援協力(趣意書・署名簿の回覧)が得られたのは、紛れも無く「地区民の医療不安」に対する自冶会長としての危機意識と、病院問題の深刻さを痛感したからの表れと受け止めているが、一方、市長は「聞く耳を持たずの意思表示かの様に、要望書提出から一カ月となった今も、面会に応じていない」姿勢は、「余程の困る事情があるからだろうと想像してしまうが、何れにしても異常であり、末期状態と言っても過言でない対応と言わざるを得ない。 特に今回の市民運動に対する弾圧的な行政介入は、いわき市が描いた筋書きが崩れてしまう事への警戒感の表れと見るべきで、今回の行政がとった弾圧的処置が、如何に行き過ぎた行政介入だったのか。 まだ理解してもらえない自冶会長さんに説明できる機会があるとすれば、必ずや自冶会長さんの立場での協力は得られる筈で、常磐病院譲渡を機に急速に悪化の道を辿った理由も容易に理解が出来る筈で、二度と同様な事が起こらない対応(行政や市議会議員に安易に委ねてはならない)が見いだせる筈である。 私達もこれだけ多くの市民から同意を頂いた以上、簡単にあきらめる訳にもいかないのも事実で、市長に対しても「市民の総意で新病院建設に当たること」を要望書、請願書に託すなど、市民の誰もが納得できる建設予定地の選定や病院規模を追求して行く覚悟を決めるに至った。 まだ道半ばの市民運動ではあるが、ますます悪化の道を辿り、行き着く先は病院閉鎖となるような事態だけは絶対に阻止しなければならない。 共立病院の現状は千葉県の銚子市立病院の閉鎖に至った状態と酷似しているだけに油断は出来ない状態で、何とかその窮状を打破しなければ、市民の幸せは来ないし、遅れれば遅れるほど、脱出出来ない泥沼に陥ることに繋がるので、何としても10万人署名(いわきを変えるのはいわき市民一人一人であり、署名以外に救われる道はない)に託し、引き続き活動を展開して行くことが大事で、是非、市民の力沿いを頂き成就したいものである。 新病院が、某新聞が報道した「現在の場所とし、検討委員会が示した病院規模の縮小や財政難の理由」での建設は絶対にやってはならないと思う。 新病院が生まれ変わることへの市民の期待は大きく、現在地の駐車場も十分にとれない狭い敷地や病院規模の縮小等は、発展性の見えない、夢や希望の持てない悪いイメージだけが残ってしまうし、何かと 財政難だから、医師がいないから等の理由を言葉にするが、「市民の安心・安全を守る地域医療を何が何でも実現させる」といった強いメッセージがあってこそ、市民は安心でき、いわき市の発展に結び付くことになる。 市民は常に財政難だからという言葉に翻弄されているが、もともと、いわき市の累積債務は、いわき市の年間予算規模に匹敵する借金を抱えていることは事実の様であるが、病院建設に当たっては病院債という借金で賄う訳で、理由にはならない。 もし本当に市民が安心して暮らせる夢や希望の持てるる新病院建設を考えるなら、その他の借金を作らない様,いろいろな無駄や急がない事業への投資を控えれば良いだけの話しである。 従って、市長や市議会議員は福島県で、最も高い報酬に甘えることなく、これまで悪化させた市立病院の責任を自覚すると共に、子や孫の代までも語り草になる愚策だけは避けて頂きたいものである。
  


2012-03-22 22:51  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。