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新議員は出来レースを阻止できるのか? [いわき市の医療問題]

いよいよ37名の新議員による本格的な「いわき市議会」が11月から開始する運びであるが、新人議員の方々には澱んだ市政に新風を吹き込んで頂きたいという期待は大きい。 これまでの医療問題では、多くの疑惑を生み、新病院建設についても、現実的には「新病院建設検討委員会」での2年間の検討も振り出しに戻っただけで、市民の命を更に脅かす状態になってしまったのも事実である。 平成20年度の選挙から今日まで、市政の「地域医療」に関する問題点を何とか市民の皆様に知って頂きたいとの一心で、新病院建設を促進する市民の会を立ち上げ、10万人署名運動を初め、復興局や県知事、いわき市長へと要望書を提出する等の活動を進めてきたが、残念ながら際立った成果を見るに至らなかったのも現実である。 しかしながらつい先日、民主党細野政調会長と吉田泉衆議院議員と共にいわき市長が共立病院を視察し、初めていわき市長は3万人の避難者増加に対する医療や福祉体制が追いついていないとして改善を要望したことが紙面で報じられたが、私としては復興局で吉田泉衆議院議員に対し「いわきの地域医療の早期改善」を訴えてきた成果であると自負しており、今回の出馬も無駄ではなかったと自分を励ましているが、もっと早い時期に市長が訴えてくれたならと思うのも正直なところである。 新病院建設に伴う問題は、共立病院の耐震化工事が始まることにより、更に遅れることは必至であり、新病院の建設地も白紙に戻る可能性も大と私は見ている。 市民の多くが狭隘地からの移転を熱望し、将来の発展性を考慮した建設地を求めてきたことや新病院建設検討委員会が最初に掲げた3つの指標からも逸脱し、市長が強引に現在地に決定したことに対する疑問は必ずや大きな問題に発展することも必至の状況で、 何故、あれほどの有料駐車場に対する苦情を含め、多くの市民が熱望してきた移転の声とは裏腹に現在地に決定しなければならなかったのかなど、これまた良からぬ想像をしてしまうのも事実である。 特に気になるのは「民有地の買収価格がどれ程になるのか」であり、この点だけは特に慎重に対応して頂きたいし、私自身の注視すべき点でもある。 何れにしても、「いわきの医療」の改善に当たっては、市長が要請した通り、相双地区避難者3万人を含めた市民の健康・命を守るにはどうあるべきかを大前提にして早期の医療改善を求め、また努めるべきであり、これまでの赤字解消だけに目を向け、市民の命を軽視する様な対応だけは、絶対にやめて頂きたいものである。


2012-10-30 23:14  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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